05138-180521 「民法1」と「フレッシャーズセミナー」に授業参観
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月曜4限の1年生向け「民法1」と5限「フレッシャーズセミナー」に、都内の私立女子高校で生物を担当されている先生が授業参観にいらっしゃいました。
まず研究室でおしゃべり。
その先生の高校では教員と生徒たちがiPad Proを利用して授業を展開しているそうで、その効果的な用法について研究したく、shio.iconの授業もその参考にしたいとのこと。なるほど。大歓迎です。
4限。「民法1」の授業。
「条文の読み方 7steps」を行いました。
shio.iconはこの資料をiPadからワイヤレスで教室常設のApple TVを介してプロジェクタからスクリーンに投影します。学生たちはそのQRコードを自分のスマートフォンで読み取って、手元で参照します。
次に5限。1年生向けのゼミ。
刑法の判例(判決文)から判決に至る法的なロジックを抽出する作業を学生たちが行いました。その過程でshio.iconから、文章に書いた言語と口頭表現の言語との相違、程度を表す副詞の用法などを伝えました。ロジックを抽出する作業は、学生たちが判決文を読み取れていないので、次週に継続。さらに刑法の3stepsが課題。
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終了後、授業参観にいらした先生方とお食事とお茶しながら、懇談。
3時間ほどにわたって、た〜くさんお話ししました。
教育現場に導入するITツールを選ぶとき、shio.iconが選択する際の視点は、教育の現場(教室や宿題)だけで使えるITツールなのか、それとも教育外にわたって卒業後もそれを使えるスキルが生きるITツールなのか。使うべきは後者です。
ITは道具であって目的ではないですから、教育目的のツールよりも汎用性のあるツールを選びたい。教育を目的としていない多用途なITツールを「道具」として教育プロセスでも用いることが大切だと思うのです。それによって学習者(生徒・学生)は、ツールの使い方を身につけ、他の分野に応用してITを効果的に使えます。
その観点から考えるに、現在、教育現場で利用するシンプルで効果的なITツールはScrapboxだと思います。 https://flic.kr/p/27paQPr https://farm1.staticflickr.com/970/42269032791_28dffc6267_k.jpg